ヨシナシゴトの捌け口

独り言の欠片をひたすら拾う。繋ぎ合わせもしない。

Entries from 2017-01-18 to 1 day

戦場の食

泣きながら食う白米は格別の味がした。 人生の味。 何も分かっていなかった。分かろうとしなかった。逃げていた。 漠然と広がる荒野に音も立てずに吹き付ける乾いたそよ風。悲劇でもなければ喜劇でもない、戦慄が走るわけでもなければ安らぎを得たわけでもな…